東京オートサロンでの自動車専門学校の活躍が熱い!
毎年1月に開催され、30万人以上の来場者を集めるチューニングカーの祭典「東京オートサロン」で、近年、専門学校生の出品が大きな注目を集めていることを皆さんはご存知でしたでしょうか?
モータースポーツ関係のジャーナリストとして活躍する辻野ヒロシさんは、既に2014年の東京オートサロンを取材した記事で、次のように述べています。
学生達のブース展開。振り切ったクルマに人気が集中
「東京オートサロン」にはここ数年、自動車系の専門学校の出展が目立つ。オートサロンの出展に向け、授業や研修の一環としてカスタムカーを自分たちの感覚でデザインし、製作する。【東京オートサロン】観客29万人越えの新記録!オートサロンで見た個性溢れるクルマたち(辻野ヒロシ) – 個人 – Yahoo!ニュース
そして、東京オートサロンでの専門学校生による出展への注目は現在までますます高まっているようです。
専門学校への在学中から大人やプロと同じ舞台に上がっている彼らの活躍をまとめてみました。
東京オートサロンとは?
1983年に「東京エキサイティングカーショー」の名称で始まったこのイベントは、1987年からは現在の「東京オートサロン」に改名して定着し、日本で開催される3大カスタムショーの筆頭の地位を占めています。
入場者数も2015年以降は4年連続で30万人超えを果たすなど、大きな盛り上がりを見せ、熱心な自動車ファンが集まる場として、自動車メーカーのニュース発表の場としても注目されています。
東京モーターショーをしのぐ人気という声もあるほどです。
マスコミやニュースで取り上げられた専門学校生の活躍
専門学校生の活躍に触れていて、オンラインで読める記事を少しずつ引用しながらリンクをまとめました。
元の記事にはたくさんの写真も使用されていて、これからのクルマの未来を創る若者を応援したいという気持ちで溢れているので、是非リンク先にもアクセスしてみてください。
会場内には今年、多くの自動車大学校が出展し、自分たちが「東京オートサロン」のために製作したオリジナルのクルマが来場者の目を楽しませていた。学生たちがそのクルマの前に立ち、積極的に来場者に自分たちのクルマをアピールする姿は実に清々しく、頼もしい。彼らはクルマが好きで学校に入学した学生たちではあるが、話を聞いてみると今のクルマ事情にはそれぞれに疑念と確固たる意見を持っている。そして彼らは自由な発想で楽しくクルマを作り、それを披露している。素晴らしいことだ。
ついに来場者30万人超えた!東京オートサロンの人気上昇と変わりつつあるクルマ業界(辻野ヒロシ) – 個人 – Yahoo!ニュース(東京オートサロン2015)
また、近年は自動車専門学校・大学校が学習成果の発表の場として、学生たちが自由な発想で作り上げた奇想天外なクルマを多数発表し、毎年インターネット上を賑わせている。そんな中、エコカー部門では「埼玉自動車大学校」の学生たちが作った電気自動車が最優秀賞を受賞。クルマのデザインは彼らの父親の世代が憧れたであろう60年代~70年代のS30フェアレディZをモチーフにしたものだった。これは決して先生のアイディアではなく、学生たちが議論して決めたデザインだそうだ。
自動運転とはほぼ無縁。入場者数32万5501人の「東京オートサロン」で最大の主役は「人の心」である。(辻野ヒロシ) – 個人 – Yahoo!ニュース(東京オートサロン2016)
学生たちの個性あふれるクルマたち
近年の「東京オートサロン」の楽しみの一つに、自動車大学校・専門学校による出展ブースが挙げられる。毎年、将来は自動車メーカーやディーラーで働きたい学生たちが自由な発想で個性あふれるクルマを製作。大人にはない突き抜けた発想のクルマは来場者を楽しませている。今年、気になった学生のクルマは「トヨタ東京自動車大学校」の女子学生らが作った、その名も「日本車」。トヨタ・セリカをベースに東京オリンピックを意識した市松模様のカラーリングで、屋根にはお城を乗せ、シフトノブはけん玉、リヤハッチから鏡を覗き込むと花火が上がるという仕掛けも。
ニコニコ生放送の番組「オートサロンTV」では学生たちが自作した車をPR。既に自動車メーカーやディーラーに就職が決まっている学生も多く、それぞれのクルマに対する熱い思いを語っていた。若者のクルマ離れは彼らも友人との会話で感じているようだが、そこを何とかしたいという考えをそれぞれが持っており、実に頼もしい存在だ。
今年も約32万人が来場!カスタムカーの祭典「東京オートサロン」は新たなステージへ向かう?(辻野ヒロシ) – 個人 – Yahoo!ニュース
東京オートサロンの常連で、毎年あっと言わせるカスタマイズとアイデアが楽しいNATS(日本自動車大学校)は、今年も「そう来たか!」と唸らせてくれるクルマたちを展示していた。その台数は実に10台!
ヴェルファイアがピックアップトラックに!エルグランドも街道レーサーに大変身 (オートックワン) – Yahoo!ニュース
東京オートサロンで楽しいカスタマイズとアイデアを毎年見せてくれるNATS(日本自動車専門学校)のクルマたち。
トヨタ カムリがまさかのピックアップトラックに!マニアックなカスタムに脱帽 (オートックワン) – Yahoo!ニュース
若い学生のフレッシュな感性に驚かされたり刺激を受けたりするので、毎年東京オートサロンで展示される各自動車大学校の展示を見ることが楽しみ、という人も多いのではないだろうか。
かくいう筆者もその一人で、東京オートサロンでは積極的に自動車大学校の展示を見るようにしている。
毎年出展している自動車大学校の一つ「埼玉自動車大学校」はクオリティの高い車両を展示することで定評がある。
NATS(日本自動車大学校)といえば、1997年から東京オートサロンへ毎回出展をしており、若い学生たちのアイデアを形にした他の出展車両にはない奇抜なアイデアの車両が大きな注目を集めており、これまでも、東京国際カスタムカーコンテストで数々の賞を受賞してきています。
【東京オートサロン2018】ヴェルファイアがピックアップに!驚きのカスタマイズを実行したNATSの学生たち (clicccar) – Yahoo!ニュース
今や東京オートサロンのひとつの名物ともなっているNATS=日本自動車大学校の学生たちが製作したカスタムカーの展示。今年も楽しみにしてNATSのブースを訪ねてみると、10台の力作が並べられていた。なかでもひときわ目を引いたのは、1960年代にルマン24時間レースで4連覇を達成したフォードGT40ルックのカスタムカー。
往年の名車のベースは? 日本自動車大学校の生徒が作ったフォードGT40が凄い (WEB CARTOP) – Yahoo!ニュース
ほかにも、タイヤやカーナビメーカー、NATS(日本自動車大学校)というような学生主体のブースまでバラエティ豊かなクルマ達を見ることができる東京オートサロン。毎年1月上旬に開催されているので、今回見逃してしまったという方はぜひ来年訪れてみてはいかがだろうか。
■袴姿の女子学生コンビが超かわいい!
ハイカラさんな袴姿でクルマの説明をしていたのが、この2人! 専門学校トヨタ東京自動車大学校の学生さんなんです。
彼女たちが仲間とともに手掛けたのが「JPN CAR(ジャパンカー)」です。
お城に富士山、けん玉に花火にちゃぶ台などなど、とにかく日本の素敵なものがたくさん詰め込まれた、まさに「日本車」です。
【東京オートサロン2018美女めぐり】頑張れクルマ女子!とってもキュートな学生コンビ (clicccar) – Yahoo!ニュース
カスタムカーコンテスト受賞者
マスコミやニュースでの学生出展への注目度が高まっていることがガンガン伝わってきますね。
近年の東京オートサロンへの学生出展での、国際カスタムカーコンテストの受賞者もまとめてみました。
2018年、SUV部門、最優秀賞
車両番号 42901
車両名 NATS VELLFIRE PICKUP
出展者名 NATS 日本自動車大学校
2017年、ミニバン・ワゴン部門、優秀賞
車両番号 55901
車両名 PROBMAN
出展者名 花壇自動車大学校
2016年、SUV部門、優秀賞
車両番号 42402
車両名 NATS CAMPFIRE
出展者名 NATS 日本自動車大学校
2016年、エコカー部門、最優秀賞
車両番号 96502
車両名 でんどう虫Z
出展者名 埼玉自動車大学校
2015年、Kカー・コンパクトカー部門、最優秀賞
車両番号 43008
車両名 NATS MBW550
出展者名 NATS 日本自動車大学校
2104年、コンセプトカー部門、優秀賞
車両番号 55101
車両名 スバルR-2レーシング
出展者名 学校法人 神野学園 中日本自動車短期大学
2014年、ECOカー部門、最優秀賞
車両番号 43309
車両名 NATS EV-sports Prototype 02
出展者名 日本自動車大学校
東京オートサロン2018への参加校一覧
*リンク先は東京オートサロン2018内の各出展者ページです。出展したクルマの写真も掲載されています。
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いかがでしたでしょうか?
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