反対する親の説得に使える「これもご縁だよ」という魔法の言葉

2月 17, 2018

「これもご縁だよ」、「これもご縁だから」なんて言葉、高校生ではあまり使う機会もないでしょうか?

ちょっとおじさん・おばさんくさい、もしくはおじいちゃん・おばあちゃんっぽい言葉に感じるかもしれませんが、意外とこういう一言で、進路の選択に反対するご両親の気持ちが動いたり、頑固に反対していた親御さんの気持ちが柔らかくなったりするんですよね。

専門学校や希望する学部への進学、卒業してすぐの就職など、自分が進みたいと考えた道にご両親が最初から100%賛成してくれることはめったにありえません。

数分で読み終わる記事ですので、両親の反対に悩まされている高校生は、是非騙されたと思って少し目を通してみて頂ければと思います。

 

「これもご縁だよ」はお見合いや結婚、そして就職や転職のときなどに使う言葉

いきなり質問ですが、皆さんは、大人が「結婚」や「就職」など、人生の一大事を決めるとき、あらゆる選択肢をすべて比較検討したうえで、点数が一番高かった相手や会社を選んでいると思いますか?

実は、世の中での多くの選択は、ある程度までは合理的な判断で絞り込まれていても、最後の最後では「ふとしたきっかけ」で決まっているケースが少なくありません。

そしてそうした「ふとしたきっかけ」に身を任せてみよう、それでいいことがあるかもしれないというときに前向きな気持ちで使う言葉が「これもご縁だよ」、「これもご縁だから」です。

たとえば、友達との旅行中、時間の計算ミスでバスを逃して次のバスまで1時間待ちなんて場面で、「これもご縁だから」とちょっと足を伸ばして訪れたみた神社や、休憩がてら食べてみたご飯が、一生忘れられない景色や、記憶に残る食事になるなんてエピソードはよくある話です。

 

大人は実は、「すべてが合理的には決まらないこと」を十分に分かっている

親御さんが皆さんの進路に反対するとき、「ともかくダメだ」という反対の仕方をする親はもはや少数派なのではないでしょうか。

多くのご両親が、何かしらの「理由」を挙げて、今選ぼうとしているダメだということを伝えようとしてくると思います。

それに対して、皆さんも「理由」を挙げて、なぜこの学校に行きたいのか、なぜこの仕事をやりたいのか、どんなメリットがあるかなどを説明することだと思います。

「理由」と「理由」の戦いですね。

けれども、親子の間での「理由」と「理由」の戦いは、ほとんどの場合、こう着状態になって、長引きます。

そして大抵は、どちらかの理由が勝つのではなく「あんたがそこまで言うなら」「お父さん・お母さんがそこまで言うなら」と、どちらかが根負けして勝負がつきます。

どちらも合理的な理由を挙げて相手を説得しようとしますが、皆さんも実は、進路の選択が合理的な理由だけでは決まらないことに気付いているのではないでしょうか。

親御さんだって、実はそのことには気づいています。

そして、長引いた戦いを切り上げる「きっかけ」を実は待っているんですね。

 

「ご縁」を待つのではなく、無理やり「ご縁」を見つけて呟いてみる

さあ、ここで話がつながりましたね。

皆さんのお父さんやお母さんも実は、皆さんの進路の選択に対する長い反対を切り上げる「きっかけ」を待っていることが多いんです。

それじゃあ、そういったきっかけを、皆さんが見つけて、それとなーく「これもご縁だね」という言葉でご両親に提示してみようじゃないか、というのがこの記事の趣旨です。

そして、ご縁を見つける上で大切なのが情報収集なんです。

たとえば、行きたい専門学校があるなら、その学校の情報をネットで収集する。

それでも足りなければ、学校の資料を請求してみる。

特に、専門学校や短大、大学に関しては、写真なども充実したパンフレットを無料で配っていることが多いため、この方法はお勧めです。

こうやって情報を集めていくと、自然と「小さな偶然の一致」に気が付くはずです。

「あれ、この専門学校の卒業生が務めている会社、今期見てたアニメを作ってるとこじゃん」とか、

「あれ、この資料に載っている卒業生、同じ学校(地域)の出身だぞ」とか、

「あれ、この学校はもうすぐ説明会やるみたいだけど、その日たまたま部活が休み(早上がり)の日だから参加できるぞ」とか、

「あれ、実家からは遠い学校だけど、もうすぐここの近くで説明会やるみたいだぞ」とか、なんだっていいんです。

そして、そうした偶然が見つかったら、さりげなーく親御さんのどちらかに伝えられるタイミングで、「ねえねえ、気づいたんだけど」から「これってご縁だよね」のコンボを試してみてください。

 

不意打ちの効果。そして、真面目なご両親にほど効果あり

反対が長引いていれば長引いているほど、子供が進路関連で話しかけてきたときには、親御さんは「進路についてまた何か合理的な理由・正論を見つけてきたな」と構えているはずです。

そこに「このパンフに載っている人、同じ学校出身だ」というようなのんきな話がやってくるのですから、ご両親の予想は外れます。言い換えると隙が生まれます。

この隙を逃さずに「小さなYes」をもらうようにしてください。

これは営業活動や会社でのコミュニケーションなどに使う方法なのですが、いきなり大きなYesをもらおうとしても難しい場合に、まずは小さなYesをもらうというテクニックがあります。

これを試してみてください。

具体的には、進路選択という大きな部分では反対しているご両親でも、「これもご縁だよね」という言葉とセットで、「ちょっと説明会だけでも行ってみようかな」という独り言には、無理に反対することは難しいはずです。

そして、こうしたテクニックは真面目なお父さんやお母さんにほど効果があるはずです。

真面目なお父さんやお母さんは、子供が真面目な理由で進路の選択を正当化してくることへの対策は得意です。

きっと、真面目な理由で反対してくることでしょう。

けれど、子供が「これもご縁だから」なんて曖昧なことばで、しかも独り言のように喋っている内容に反対することはとても難しいでしょう。

子供の話なんて聞かないタイプの親なら、「何ご縁なんて気持ち割ること言ってんだ、ばーか。説明会なんていかせねえぞ」とおっしゃるかもしれません。

けれど、真面目なご両親なら、こういった、よくわからないことには反対できないはずです。

そして、「ちょっと説明会だけでも行ってみようかな」という独り言に、ご両親がうまく対応できていない雰囲気を感じたらそこで、「ねえ、どう思う?」と勢いよく聞いてみてください。

きっと「おお。ああ。説明会くらいならいいんじゃないか」という答え、小さなYesをもらえるはずです。

 

ちょっと変化球気味の手ですが、こうした工夫で、皆さんがご両親の応援を得ながら自分の夢に向かえればなと思います。